スポンサーリンク


2015年11月12日木曜日

【実際どうなの?】 介護福祉士のメリット・デメリット

実際どうなの?介護福祉士のメリット・デメリット

介護福祉士の資格・仕事には、次のようなメリット・デメリットがあります。

〇 メリット

  ・介護の国家資格ということで、就職が有利
  ・国家資格としては試験の難易度がやさしめ
  ・職場によっては資格手当がつくこともある

〇 デメリット

  ・離職率が高め
  ・他の仕事と比較した場合は給料が少な目
  ・職場によって夜勤があったり休日が取りにくかったりする
  ・肉体労働的な面が多々ある

介護業界は慢性的な人手不足ということもあり、就職がしやすいのが最大のメリットのように感じます。その一方で、「夜勤や休日の取りにくさ」、「仕事のたいへんさ」、そして、「それらを考慮した場合の給料の安さ」などのデメリットがよく指摘されています。


介護福祉士は就職に有利

訪問介護(ホームヘルパー)の仕事をするためには、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)か、介護福祉士実務者研修、あるいは介護福祉士の資格が必要です。このうち、介護福祉士のみが国家資格になります。

施設介護(老人ホームなど)の場合には必ずしも資格は必要ありません。ですが、就職の際には資格があった方が有利になるケースが多いようです。


離職率はどんな感じなの?

2010年(平成22年)のデータですと、介護職の離職率は 17・8%。一方の全産業の平均離職率は 14・5%となっています。

(参考)
埼玉県社会福祉協議会
  (PDFファイル)


仕事内容は?

介護福祉士の仕事場は、訪問介護や老人ホーム。訪問介護では、介護だけでなく、料理や掃除もします。


介護職の年収はどれくらい?

年収ラボというサイトを見てみますと、ホームヘルパーの年収は次のようになっています。

・ホームヘルパー: 293万円

(参考)
年収ラボ:資格別 年収&時給ランキング


介護福祉士の年収はさほど低くない?

介護福祉士の年収はさほど低くないとの情報もあります。

転職サイト「はたらいく」によれば、介護福祉士・社会福祉士の平均年収は 279万円9720円、平均月収は19万9980円で、国内の100職種中49位で、平均的な給与水準とのこと。

(参考)
はたらいく:介護福祉士・社会福祉士の平均年収・月収は…


試験の難易度は?

実務経験ルートの場合、筆記試験と実技試験とがあります。

2015年に実施された第27回 介護福祉士試験の合格率は 61・0%。受験者数は153,808人、合格者数は 93,760人でした。例年合格率は5割~6割で、国家資格試験の中ではやさしい方と言われています。

過去の試験の合格率などについては、当ブログの以下の記事をご覧ください。

【最新】 介護福祉士資格試験 合格率まとめ 【難易度】

試験概要については、以下の記事でまとめています。

【ズバッとわかる】介護福祉士国家試験(試験内容 受験資格 変更)


関連記事

【最新】 ゼロからわかる介護福祉士 (試験と資格)
【ゼロからわかる】介護資格の種類・一覧と取得方法