スポンサーリンク


2015年4月10日金曜日

【ゼロからわかる】社会福祉主事になるには【資格取得と科目など】

社会福祉主事になるには

社会福祉主事は、公務員が特定の業務に任用されるときに必要となる資格です。

社会福祉主事は、都道府県、市町村に設置された福祉事務所のワーカー等として任用されるための資格として位置づけられています。ですが、各種社会福祉施設の職種に求められる基礎的資格としても準用されています。


社会福祉主事の仕事内容は?

社会福祉主事は、福祉事務所等において、社会福祉各法に定める援護、育成または更生の措置に関する業務に携わるケースワーカーとして働いています。

また、社会福祉施設の施設長や生活相談員、社会福祉協議会の福祉活動専門員等としても働いています。

(参考)
全国社会福祉協議会:社会福祉主事


社会福祉主事任用資格の取得方法は?

社会福祉主事は、下記の任用資格を得て、当該地方公共団体の公務員が社会福祉主事に任用されてはじめて名乗ることができます。

・大学、短大、旧制大学、旧制高等学校、旧制専門学校において、厚生労働大臣の指定する社会福祉主事任用資格選択必修科目のうち、いずれか3科目以上の単位を修得して卒業した人
厚生労働大臣の指定する養成機関または講習会の課程を修了した人
社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得した人
・厚生労働大臣の指定する社会福祉事業従事者試験に合格した人
・上記の4つに掲げる人と同等以上の能力を有する人として厚生労働省令で定める人

なお、通信教育については、1年間の課程となっています。

(参考)
厚生労働省:社会福祉主事任用資格の取得方法
ウィキペディア:社会福祉主事


通信教育ってどんな感じ?

たとえば、中央福祉学院では、社会福祉主事資格認定通信課程を毎年実施されています。公式ページによれば、毎年、約 7,000人が、中央福祉学院の通信課程を通じて社会福祉主事の任用資格を取得しているそうです。


「社会福祉主事任用資格選択必修科目」って何?

ウィキペディアによれば、「厚生労働大臣の指定する社会福祉主事任用資格選択必修科目」は、以下のとおりです。

「社会福祉概論、社会福祉事業史、社会福祉援助技術論、社会調査論、社会福祉施設経営論、社会福祉行政論、社会保障論、公的扶助論、児童福祉論、家庭福祉論、身体障害者福祉論、保育理論、知的障害者福祉論、精神障害者保健福祉論、老人福祉論、医療社会事業論、地域福祉論、法学、民法、行政法、経済学、社会政策、経済政策、心理学、社会学、教育学、倫理学、公衆衛生学、看護学、介護概論、栄養学、家政学」


関連記事

【まとめ】 社会福祉主事任用資格 (取得方法と通信教育)
【ゼロからわかる】介護資格の種類・一覧と取得方法