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2012年10月26日金曜日

【求職者支援制度】求職者支援訓練の受講生、伸び悩み(2012年)

【求職者支援制度:求職者支援訓練の受講生、伸び悩み】

求職者支援訓練の受講生数が伸び悩んでいると言います。

2012年4月から5か月間の受講者数は、およそ4万4000人。計画を大幅に下回っているそうです。

2012年3月末までに訓練を終えたおよそ1万3000人のうち、訓練後、3か月以内に就職できた人は、72%に当たる約9300人。このうち正社員などの雇用期間の期限がない仕事に就けた人は、約6400人とされています。

(ソース)
・NHK:求職者支援制度の受講者伸びず
(2012年10月25日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121025/k10015996941000.html

求職者支援訓練の前身は、基金訓練。基金訓練は自由度が高すぎたため、再就職を志望する社会人に絞って、訓練後の就職率を重視するなどの変革が行われました。

求職者支援訓練は、制度が厳しくなったり、知名度がいま一つなどの理由で伸び悩んでいるものと思われます。

個人的に思うのは、職業訓練だけで再就職が可能になるとは思えません。転職に当たっては職務経験と実績がものを言います。その意味では、社会人向けのインターンシップの制度が整備され、大々的に実施される必要があると感じます。