*2022年8月21日更新。
ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練を受講すれば、授業料無料で介護職員初任者研修の資格を取得することができます(ただし、テキスト代等は費用がかかります)。訓練に参加するための条件は、離職中の社会人であること。職業訓練のうち、公共職業訓練の対象は、雇用保険に加入していて失業手当をもらっている人、求職者支援訓練の対象は、離職中であることに加えて、失業保険をもらう資格がない人となっています。
窓口はハローワークですが、実際に授業をするのは、民間の資格取得学校のニチイ学館や三幸福祉カレッジ(日本教育クリエイト)といったケースが見受けられます。職業訓練は、行政が民間の学校に授業を委託する形式で実施されていることもあるのです。
また、求職者支援訓練の場合、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら講習会を受けることも可能です。職業訓練給付金をもらえる条件は、「月収8万円以下」「世帯の貯蓄300万円以下」などとなっています。
詳しくは、当ブログの次の記事をご覧ください。
職業訓練についてはこちら。
・授業料無料で介護の資格取得(介護職員初任者研修、ヘルパー2級)
職業訓練受講給付金についてはこちら。
・【ゼロからわかる】ハローワークの職業訓練受講給付金(審査 etc)
■平成24年度でヘルパー2級は廃止
平成24年度(2012年度)で、ホームヘルパー2級の資格は廃止。介護職員初任者研修課程の資格に生まれ変わりました。また、介護職員基礎研修も廃止。新たに「介護福祉士養成のための実務者研修」(介護福祉士実務者研修)がスタートしています。
介護職員初任者研修の所要時間は、介護ヘルパー2級と同じ130時間。ですが、「実習や技能面に重点が置かれること」「筆記試験が課されること」といった違いがあります。
介護学校大手のニチイ学館に問い合わせたところ、筆記試験については、資格取得スクール独自に行われるものだと言います。ですので、難易度や合格率についての正確な情報を入手するには、資格学校に直接問い合わせるのがよさそうです。
新資格にはなりますが、ヘルパー2級の資格を持っていれば、そのまま訪問介護の仕事を続けることができます。
実務経験ルートの新しいキャリアパスは、次のとおり。
介護職員初任者研修課程
↓
介護福祉士実務者研修課程
↓
介護福祉士(国家資格)
↓
認定介護福祉士(民間資格)
※初任者研修を飛ばして実務者研修を修了することも可能。
これまでは、資格制度が複雑だったのですが、「介護福祉士」や「認定介護福祉士」を到達点としたスッキリしたルートに変更されました。
■有料講座も一緒に検討
職業訓練は、授業料が無料ということで競争倍率が高くなることがあります。面接等が課され、全員が受講できるわけではありません。また、職業訓練の初任者研修講座の期間はおおむね3か月。ですので、短期で資格取得がした人には向きません。
以上のことから、有料講座も一緒に検討しておくといいです。よく知られている介護資格の学校としては、ニチイ学館や、三幸福祉カレッジ、ハクビ、未来ケアカレッジといったところがあります。介護の資格学校は、受講費用がまちまち。初任者研修の料金は、6万円から9万円くらいまで、かなりの幅があります。ただ、就業サポートがあったりなかったりと、授業料だけでは決められない面もあります。なので、一通り情報を集めてみるとよいと思います。
【関連記事】
・資格学校「介護職員初任者研修の受講料・費用」比較
窓口はハローワークですが、実際に授業をするのは、民間の資格取得学校のニチイ学館や三幸福祉カレッジ(日本教育クリエイト)といったケースが見受けられます。職業訓練は、行政が民間の学校に授業を委託する形式で実施されていることもあるのです。
また、求職者支援訓練の場合、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら講習会を受けることも可能です。職業訓練給付金をもらえる条件は、「月収8万円以下」「世帯の貯蓄300万円以下」などとなっています。
詳しくは、当ブログの次の記事をご覧ください。
職業訓練についてはこちら。
・授業料無料で介護の資格取得(介護職員初任者研修、ヘルパー2級)
職業訓練受講給付金についてはこちら。
・【ゼロからわかる】ハローワークの職業訓練受講給付金(審査 etc)
■平成24年度でヘルパー2級は廃止
平成24年度(2012年度)で、ホームヘルパー2級の資格は廃止。介護職員初任者研修課程の資格に生まれ変わりました。また、介護職員基礎研修も廃止。新たに「介護福祉士養成のための実務者研修」(介護福祉士実務者研修)がスタートしています。
介護職員初任者研修の所要時間は、介護ヘルパー2級と同じ130時間。ですが、「実習や技能面に重点が置かれること」「筆記試験が課されること」といった違いがあります。
介護学校大手のニチイ学館に問い合わせたところ、筆記試験については、資格取得スクール独自に行われるものだと言います。ですので、難易度や合格率についての正確な情報を入手するには、資格学校に直接問い合わせるのがよさそうです。
新資格にはなりますが、ヘルパー2級の資格を持っていれば、そのまま訪問介護の仕事を続けることができます。
実務経験ルートの新しいキャリアパスは、次のとおり。
介護職員初任者研修課程
↓
介護福祉士実務者研修課程
↓
介護福祉士(国家資格)
↓
認定介護福祉士(民間資格)
※初任者研修を飛ばして実務者研修を修了することも可能。
これまでは、資格制度が複雑だったのですが、「介護福祉士」や「認定介護福祉士」を到達点としたスッキリしたルートに変更されました。
■有料講座も一緒に検討
職業訓練は、授業料が無料ということで競争倍率が高くなることがあります。面接等が課され、全員が受講できるわけではありません。また、職業訓練の初任者研修講座の期間はおおむね3か月。ですので、短期で資格取得がした人には向きません。
以上のことから、有料講座も一緒に検討しておくといいです。よく知られている介護資格の学校としては、ニチイ学館や、三幸福祉カレッジ、ハクビ、未来ケアカレッジといったところがあります。介護の資格学校は、受講費用がまちまち。初任者研修の料金は、6万円から9万円くらいまで、かなりの幅があります。ただ、就業サポートがあったりなかったりと、授業料だけでは決められない面もあります。なので、一通り情報を集めてみるとよいと思います。
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・資格学校「介護職員初任者研修の受講料・費用」比較
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