就職に有利なのはどっち?
社会福祉士よりもケアマネの方が就職に有利とよく言われます。今回の記事では、実際どうなのかをまとめてみました。
ケアマネの方が就職に有利?
「一般的にはケアマネの方が給与面では優遇されています。
ケアマネは社会福祉士が5年の実務経験を積まなければ受験すら出来ないので、当然と言えば当然ですよね。」
Yahoo!知恵袋を見てみますと、上記のような書き込みが見受けられます。
(参考)
・Yahoo!知恵袋:社会福祉士とケアマネジャーは、どちらの方が給料が良いですか?
また、在宅でケアマネをしているという方は、次のようにコメントしています。
「就職についてですが社会福祉士がケアマネを取得するメリットはあるかもしれません。ケアマネとしての仕事はケアマネにしか出来ないのに対して、相談業務は社会福祉士でなくても出来ますからね。ただ、ケアマネを取得した状態での社会福祉士の取得は殆ど意味がないものだと思っていただいて良いと思います(包括支援センター等では別ですが…)」
(参考)
・Yahoo!知恵袋:社会福祉士とケアマネージャー、両方あれば就職には困らないでしょうか?
年収比較
年収を比較してみますと、ケアマネの平均年収は 369万円とのこと。
(参考)
・年収ラボ:ケアマネージャーの年収
一方、indeedという転職サイトを見てみますと、社会福祉士の求人の月収は20万円~35万円程度となっています。
試験の難易度は?
試験の難易度の比較については、ネット上では議論が分かれています。
ただ、合格率という側面から見ると、ケアマネ試験の方が社会福祉士試験よりも難しそうです。
ケアマネ試験については、2022年度の合格率は 19・0%。一方の社会福祉士試験については、2023年に実施された2022年度(第35回)の試験の合格率は 44・2%。
試験の合格率については、当ブログの以下の記事をご覧ください。
・【過去5年間】 ケアマネ試験の合格率 【難易度】
・【まとめ】 社会福祉士試験の合格率 【難易度】
ケアマネと社会福祉士の違いは?
〇 ケアマネとは
ケアマネ(ケアマネジャー、ケアマネージャー、介護支援専門員)は、介護を必要とする人の介護ケアプランを立てるのが仕事。介護の仕事の司令塔のような存在です。
〇 社会福祉士とは
社会福祉士は、ソーシャルワーカーの国家資格。仕事内容としては、支援が必要な人や障害を持つ人などの相談援助や生活支援といったことになります。
ケアマネと社会福祉士との違いなどについては、次の記事でまとめています。
・【まとめ】 ケアマネ vs 社会福祉士 【違いと比較】
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