*2022年8月21日更新。
2023年(2022年度、平成26年度)の介護福祉士試験では、ほとんどの受験ルートで技術試験が免除となります。
技術試験が課されるのは、次の2つのルートだけです。
・福祉系高校ルートの3つのうちの1つ
・経済連携協定(EPA)ルートの2つのうちの1つ
以下、介護の資格学校などに聞いたことなどをもとに、介護技術講習会と介護福祉士実務者研修についてご説明します。
■介護技術講習会とは
介護技術講習会を修了すると介護福祉士試験で実技試験が免除になるため、「実技免除講習会」などと呼ばれることもあります。
講習の修了認定者については、実技試験が免除されてきました。ですが、介護資格制度の変更にともない、実技免除になるのは2016年1月(2015年度)の試験までとなりました。
■介護福祉士実務者研修とは
実務経験を3年積んで介護福祉士試験を受験する場合(実務経験ルートの場合)、介護福祉士実務者研修を受講することでも実技試験が免除になります。
実技免除になるには、試験の行われる年の前年に、6か月間介護資格学校等に在籍することが必要。たとえば、2023年1月の試験を受ける場合は、2022年の6月~7月には学校に入学していることが求められます。いくつか学校に電話で問い合わせたところ、「初任者研修や基礎研修を修了していても6か月かかってしまう」とのことでした。
受講資格はとくになし。
・福祉系高校ルートの3つのうちの1つ
・経済連携協定(EPA)ルートの2つのうちの1つ
以下、介護の資格学校などに聞いたことなどをもとに、介護技術講習会と介護福祉士実務者研修についてご説明します。
■介護技術講習会とは
介護技術講習会を修了すると介護福祉士試験で実技試験が免除になるため、「実技免除講習会」などと呼ばれることもあります。
講習の修了認定者については、実技試験が免除されてきました。ですが、介護資格制度の変更にともない、実技免除になるのは2016年1月(2015年度)の試験までとなりました。
■介護福祉士実務者研修とは
実務経験を3年積んで介護福祉士試験を受験する場合(実務経験ルートの場合)、介護福祉士実務者研修を受講することでも実技試験が免除になります。
実技免除になるには、試験の行われる年の前年に、6か月間介護資格学校等に在籍することが必要。たとえば、2023年1月の試験を受ける場合は、2022年の6月~7月には学校に入学していることが求められます。いくつか学校に電話で問い合わせたところ、「初任者研修や基礎研修を修了していても6か月かかってしまう」とのことでした。
受講資格はとくになし。
形式は、「通学」または「通学+通信」。実務者研修では、450時間分の授業を6か月以上かけて消化。授業の中で行われる実技試験に合格すれば資格取得ができます。資格取得スクールは、ニチイ学館や三幸福祉カレッジ、未来ケアカレッジといったところがよく知られています。
ヘルパー2級や初任者研修を修了している場合、授業時間が短縮されて320時間なります。
実務者研修については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【ズバッとわかる】介護福祉士 実務者研修(資格 取得方法 カリキュラム)
■介護福祉士になるには
介護福祉士は、介護の国家資格。これらから勉強をスタートする場合、次の4つのルートがあります。
・「実務者研修修了」と「実務経験3年以上」の要件を満たす
(実務経験ルート)
・福祉系の高校を経由する
・養成施設(専門学校、短大、大学など)を経由する
・経済連携協定(EPA)ルート
社会人の場合、仕事をしながら実務経験ルートで介護福祉士をめざす人が多いようです。
実務経験ルートでは、2017年1月の試験から、実務経験3年に加えて介護職員実務者研修を修了することが必須になりました。
この受験資格要件を満たし、かつ国家試験(筆記試験)に合格すると取得できます。介護福祉士試験の合格率は、例年70%前後です。
介護福祉士については、当ブログの以下の記事でまとめています。
・ ゼロからわかる介護福祉士 (試験と資格)
【関連記事】
・【ゼロからわかる】介護資格の種類・一覧と取得方法
社会人の場合、仕事をしながら実務経験ルートで介護福祉士をめざす人が多いようです。
実務経験ルートでは、2017年1月の試験から、実務経験3年に加えて介護職員実務者研修を修了することが必須になりました。
この受験資格要件を満たし、かつ国家試験(筆記試験)に合格すると取得できます。介護福祉士試験の合格率は、例年70%前後です。
介護福祉士については、当ブログの以下の記事でまとめています。
・ ゼロからわかる介護福祉士 (試験と資格)
【関連記事】
・【ゼロからわかる】介護資格の種類・一覧と取得方法
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