*2018年2月2日更新版。
ホームヘルパー2級の資格は、2013年3月で廃止。4月から、新制度「介護職員初任者研修」がスタートしました。
ヘルパー2級の場合は、「訪問介護員養成研修2級課程修了」が正式名称でした。4月に入ってから厚生労働省に聞いてみたところ、介護職員初任者研修の講座を修了した人は「介護職員初任者研修課程修了」になるということでした。ただ、「介護職員初任者研修」とか、「介護職員初任者研修修了」、「介護初任者研修」、「介護職員初任者」などと履歴書や職務経歴書に書く人も出てきそうですね。
履歴書は、正式名称を書くのが基本。ですが、これまでも、「ホームヘルパー2級」や「訪問介護員2級」と書いても、採用選考で落とされることはなかったのでは? なので、あまり神経質になりすぎる必要はないのかなあと個人的には思います。
■介護職員基礎研修も廃止
ご存じの方も多いと思いますが、ヘルパー2級の上位資格の介護職員基礎研修も廃止になりました。2013年度からは、介護福祉士実務者研修という資格がスタートしています。ただ、廃止といっても、ヘルパー2級同様、旧資格を取得している人はそのまま訪問介護の仕事を続けることができます。
■実務者研修の正式名称は?
蛇足ですが、「介護福祉士養成のための実務者研修」(介護福祉士実務者研修、介護職員実務者研修)については、正式名称が混乱しそうです。
厚労省のスタッフさんの話では、省令にのとった名称は別にあるそうなのですが、結構長くて、定着しそうな気がしません。ですので、履歴書に書く際には、「介護福祉士実務者研修課程修了」「介護福祉士実務者養成施設修了」あたりがいいように思います。
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